【S5シングル使用構築】展開偽装ポリZ×ポリ2【最高最終2003】
こんにちは、あおいです。今期は自身初のレート2000を達成することができたので、大した結果ではありませんが記事として残すことにしました。最後まで読んでもらえると幸いです。
今期は(というか今期も)TNしきにゃんの1ROMで潜っていました。以下が使用した並びです。
〈構築経緯〉
シーズン開始当初は前期の構築記事で見たHAメガバンギラスを軸としたものに興味を持ったので自分なりにアレンジ(改悪)をして使っていましたが、自分では扱いきれず1850あたりから伸び悩んでしまったので別の構築を使うことにしました。これがシーズン終了1週間前のことなので相当なバカです。
前々からポリゴンZを使ってみたいなあと思っていたのでポリゴンZを自然に採用できるカバルドン始動のボーマンダ入り積みサイクルを組むことにしました。そのつもりだったのですがゲッコウガが重すぎるという理由でポリゴン2を採用したあたりからポリゴン2、ミミッキュ、キノガッサを主軸とした対面構築となってしまいました。
〈個体解説〉
特性:砂嵐 性格:腕白
技: 地震/氷の牙/怠ける/欠伸
実数値:215-132-187-×-92-68
努力値:252-0-252-0-0-4
最初はDに振った起点作成用のカバルドンを採用しようと思ったのですが、バシャーモやボーマンダが重かったためゴツゴツメットを持った個体に変更しました。ステルスロックが不必要だと感じたのでボーマンダなどに打点のとれる氷の牙を採用しましたが、このポケモンを信用しておらずほとんど選出しないこともあり、ほぼ打ちませんでした。バンギラスなどの明確な役割対象が絶対に選出されると思った時や、構築単位でどうしようもないAキュウコンの壁展開を阻害したい時は選出していました(怪しい)。
特性:威嚇→スカイスキン 性格:陽気
技: 恩返し/竜の舞/身代わり/火炎放射
実数値:181-182-101-117-101-160→181-192-151-126-111-182
努力値:84-212-4-0-4-204
・A182ガブリアスの-1岩石封じを身代わりが最高乱数を切って耐える
・耐久無振りミミッキュを恩返しで確定1発
・最速ジャローダ抜き
いわゆる小学生マンダ。カバが呼ぶジャローダに荒らされたくないので陽気で採用しました。受けループやナットレイ、カミツルギや構築単位で重いハッサムのために火炎放射を採用しましたが1900台にそれらが全然いなかったので泣いていました。やはりメタられているので選出機会は多くはありませんでしたが、出した時にはそれなりの活躍をしてくれました。羽休めを切っているため、無理に残さずとにかく殴って後続の圏内に押し込むという動きを頻繁にとったので恩返しではなく捨て身タックルの方がよかったかもしれません。
ミミッキュ@ゴーストZ
特性:化けの皮 性格:意地っ張り
技: じゃれつく/シャドークロー/影打ち/剣の舞
実数値:131-156-100-×-125-148
努力値:4-252-0-0-0-252
先に相手に展開されてしまった時のためのストッパー。AB振りフェアリーZでの採用も考えましたが、構築単位でメガリザードンYやギルガルドが重い点と鋼への削りを優先したいという点からAS振りゴーストZで使用しました。キノガッサの上から気合の襷を潰すことができるのも評価点でした。無難に強かった枠であり、唯一フェローチェに勝てるポケモンです。
ポリゴンZ@ノーマルZ
特性:適応力 性格:控えめ
技:10万ボルト/冷凍ビーム/テクスチャー/身代わり
実数値:175-×-91-190-98-139
努力値:116-0-4-140-20-139
・Zテクスチャー後の10万ボルトでH167-D116メガゲンガーを確定1発、冷凍ビームでH215-D93カバルドンを81.3%の乱数1発
・S138調整を抜く
・耐久は適当に振ったのでいい配分があれば教えてください・・・
このポケモンが使いたくて構築を組み始めたのにほとんど選出することがありませんでした。なんなら構築のネタ、アイデンティティにするために最後まで入れていたといっても過言ではないでしょう。1900台では30戦ほどして3回くらいしか出していません・・・
選出画面上では「Zテクスチャー積んだら6タテできるやんw」と思うことも多々ありましたが、いかんせん積める場面がほぼないので腐ることも多かったです。そのためZの選出がミミッキュに偏ってしまいました。今後このポケモンを使うことがあればしっかり主軸に据えられるような構築を組もうと思います。少なくともこの構築においてはカプ・コケコなどの素早さの高い電気タイプをいれたほうが強いだろうと思います。頭が悪いですね。
ポリゴン2@進化の輝石
特性:ダウンロード 性格:控えめ
技:トライアタック/10万ボルト/シャドーボール/トリックルーム
実数値:191-×-110-172-115-82
努力値:244-0-0-252-0-12
構築のMVP。相手の構築にカプ・コケコやメタグロスがいれば基本的に初手に出てくるので、そこにあわせてCを上げにいきます。初手でCを上げられた試合はほぼ勝っていました。技構成についてですが、友達に貸して返ってきた時の技構成がこれだったのでそのまま使っていました(ガイジ)。途中冷凍ビームの採用を考えましたがシャドーボールも10万ボルトもそれなりに打つ機会があり、氷4倍弱点のポケモンはトライアタックでゴリ押せると考えて見送りました(D振りグライオンに当たらなくて助かった)。特殊技を受ける機会が多かったのでDに努力値をまわしてもよかったかもしれません。初手から高火力で殴れるポリゴンは最強でした。トライアタックの追加効果にも何度も助けられたので、こいつも大概運ゲポケモンだと思います。
キノガッサ@気合の襷
特性:テクニシャン 性格:陽気
技:タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/キノコの胞子
実数値:135-182-101-×-80-134
努力値:0-252-4-0-0-252
選出画面で圧力をかけられて対面性能の高いラスト枠を探したところ、このポケモンにたどり着きました。相手の初手がかなり読みやすくなるのでそれだけで価値のあるポケモンだと思いました。何も考えず最速個体を使用していましたが、相手のキノガッサと不毛な争いをすることもしばしばあったので陽気マッハパンチを2耐えする意地っ張り個体にしてもよかったと思います。何回かラムの実をもったカバルドンに当たって勝手にキレていました。
基本的にこの構築ではボーマンダ、ポリゴン2、キノガッサの中から2体とミミッキュを選出し、対面構築的な動きをとることが多かったので展開偽装と名付けました。ポリゴンZがお飾りなのは許してください。実際カバルドン展開やポリゴンZをメタった選出をされることが多かったので本来のやりたいこととは多少違いましたが勝てたのでよかったと思います。
〈成績〉
117戦75勝42敗 2003pt 364位
2000乗ったあとチキって確認しなかったので1回目の2000チャレのときの画像(100戦で2000乗りたかった)↓
〈最後に〉
僕は今年の6月に『対戦特化サークルつるぎのまい』というところにいれてもらったのですが、前期は結果が出せずこれはまずいと思っていたので今回このような結果でシーズン5を終えられたことをとても嬉しく感じています。まだまだ強い先輩たちには及ばないので、これに満足せずシーズン6、USM環境ではさらに上を目指したいと思っています。その気持ちを忘れないためにもここに記しておきます。
長い記事になってしまいましたが最後に、応援してくれたみなさん、対戦してくださったみなさん、ありがとうございました。特に最終日レート合宿を一緒にしてくれたむくれねこさん、ふぇう、ぬまうお、おるんちゃんにはとても感謝しています。
なにか質問などがあれば@elpokeazulまでお願いします。